槙寄山・三頭山  
 6/26 この日は大菩薩方面へ出かけたかったけど 天気が天気だったので 行先を変更してまだ未踏だった鶴峠 ヌカザス尾根間の巻き道を埋めようと出かけて来ました。
コース:「仲の平BS」0816→「西原峠」0919→「槙寄山」0923-0926→「大沢山」1022→「三頭山」039-1042→「神楽入ノ峰」1120→「巻き道分岐」1137→「ヌカザス尾根」1212→「ムロクボ尾根分岐」1250→「三頭橋登山口」1406

この日は久しぶりに仲の平から笹尾根に向かった。向かうバスには そこそこ乗客が乗車していたが一時期に比べれば随分少なくなった印象でした。ただ途中から高校の山岳部だか大人数で乗車してきて 気がついたら満席になり 立っている人も多くでた。それでもバス停で少しずつ乗客を吐き出し
気がつけば自分と 山岳部と思しき団体さんだけになっていて 私だけ仲の平で下車した。彼らも三頭山を目指していたようだが 終点で下車するようだが 何処から登ったのだろうと思った。
さて 下車したらしばらく車道を歩くが 手持ちの昭和47年発行のガイドによると 橋を渡ったら直ぐに小道に入るほうが近いとあるが 今まで何度か探したが今では消滅したのだろう道は見つからない。
登山道に入り 登って行けば 殆ど蕾だったが アカショウマが咲き始めていた。 また道々にはコアジサイがいたる所に群落をなして咲いている。
      
登山道をせっせと登って行くだけだが この道も随分歩かないうちに手が入ったようで階段が作られ場所によりかなり高い所もあり 作った人間は随分大男か 全くお構いなく作ったんだろうと思った。
トラバース道に入り しばらく歩きにくい道になるが 少し我慢すれば西原峠に出る。出ると目の前には雲海が広がり富士山が顔を出していて この光景にしばし呆然とした。

しばらく眺めを楽しんだら 先に向かう。この先はしばらく楽しくない道だが 場所により木々の隙間から富士山を望め 楽しかった。そんな道すがら大沢山への急な登りをこなしている途中に 今年初見のミヤマナルコユリが咲いていた。薄暗い中写真を撮るのは大変だが 最近では面倒でもPLを外して撮るようにしている。三頭山への登りも前回思ったが新しく階段が出来ていて こちらは段差は低いけど自分の歩幅には合わないので 歩きにくい。そんな道を登りきれば 西峰だが山頂には一人居るだけでした。

山頂からは雲に隠され富士は見ることが出来なかったけど 雲海に浮かんでいるよう石尾根を見れた。そして山頂を見渡すと こちらでもサラサドウダンが見事で たわわに咲いている感じでした。

鶴峠に向かって下って行き 途中いつもの露岩の眺めが良い場所でランチにして下って行く。この道すがらにもサラサドウダンが見事に咲いていて この時期では下を見ていても花が落ちているので直ぐに気がつく。巻き道への分岐ってこんなに長かったかななんて思いながらブラブラ適当に下っていき分岐近くではブナが見事でした。

巻き道に入ると 特に面白みは無かったけど 季節を変えれば どうなるのかちょっと気になる場所でも有りました。道も特に歩きにくい場所も無く快適に歩いていけ あっという間にヌカザス尾根の分岐に到着する。そして少し行と オツネの泣き坂に出て慎重に下り ムロクボ尾根の分岐に出るとやっぱりここからの下りは道にはとても思えない。一人ハイカーが登って来ていたが 崖をよじ登っているような姿でした。

しかし ここからはやはり登りより下りが怖く慎重に所々で立ち木に掴まったりして下って行きました。
後は三頭橋に向かっていくだけだが バスの時間に合わないので 途中で大休憩を入れ時間を調整し三頭橋に出て 着替えをしてバス停に着き待っていると一台の車が停まり 駅まで送ってもらえました。 送ってくださった方有難うございました。