土俵岳
今日はいつもと趣向を変えて山梨側から笹尾根に登って見ました。そちら側に下ることは何度かしていましたが登ったことが無かったので今回はエリアマップに有るグレー線を辿ってみました。しかしちょっとハプニングが有り予定では矢沢林道に下る予定でしたが 日原峠から和田にエスケープで下りました。
「棡原中学校入口BS」0902→「610圏」0954→「930付近石仏」1058→「土俵岳」1107-1130→「日原峠」1147→「820圏」1221→「P626」1243→「檜原街道」1303


 今日上野原駅に向かう。普段こちらの方の景色は見ないのでワクワクして出かけたが 電車を乗り換えるときつまずいて転んでしまった。この時はしばらく痛かったが バスを棡原中学校入口で下車して少し付近を歩いてみたら落ち着いてきたので大丈夫だろうと思い歩き始める。
 バス停からショートカットの道で登って行き学校の脇を通り抜けると檜原村へ抜ける県道に出た。この先にもショートカットの道が有るはずだが いまいち分からなかったのでそのまま県道を歩いていく。その途中ちょっと沢のほうを見下ろすと なかなか立派な滝が落ちているのが見えて 一人ほくそ笑んで歩いていく。道は分からないので地形図と睨めっこして行くとそれと思しき小道がありそこで県道と別れ歩いていく。歩いて行くと地形図の通りの道が続き間違えが無いのが分かり歩いて行く。最後の民家を見送ると道はいよいよ山道になる。道は笹尾根界隈の道のように深く溝状に掘られた道になっていた。途中左手に鳥居と神社を見送り 更に登っていく。しかし倒木がうざくとにかく歩き難く 通行に随分難儀をした。途中道が左右に分かれ左の道を選び歩いて行くと 城山からの道が左から上がっていきて合わさる。
       (610圏の様子)                           (ダンコウバイ)

道が合わさると傾斜が厳しくなり ジグザグの道が続くようになる。高度を上げていくと雑木が多くなり 所々でダンコウバイを見て嬉しくなる。しかし深く掘られた道には落ち葉が積もり 踏み込むと足がもぐりこむようになり 落ち葉のラッセルのような道になる。
         (落ち葉の道)                         (雑木の向こうに富士)
 
植林も目立つが 概ね明るい雑木の道で 時々振り返ってみたりして歩いていくが とにかく膝が痛くてしょうがない。何とか歩けるし 戻るにしてもこの急坂を戻るのは嫌なので とにかくがんばって登っていく。
         (登山道の様子)                        (ダンコウバイ)

930付近で植林の中の道になり 少し登った所に石仏が鎮座していた。この先はピークまで急な登りで左足が踏ん張れないので 辛かった。土俵岳に着けばいつもどおりの雰囲気。木々の隙間から富士を望みここで食事にした。。
         (930付近の石仏)                      (ドラム缶のある土俵岳)

土俵岳で食事を済ませ下山にかかる。下りは流石に膝に来るのでのんびり下って行く。笹尾根で普段余り人とすれ違うことは無いが この日は流石に多い。何とか日原峠に着き たまには石仏様のアップじゃなくて周囲の雰囲気も一緒におさめようと ちょっと離れた位置まで移動し撮影する。ここからは一番早く麓に下りられそうな和田方面に下ることにした。以前人里まで下った時が 1時間だったので今日はそれより少しかかる程度で下りられると考えた。実際下りだす 倒木の嵐で水場まで行くのでさえ時間がかかった。それでも何とか左膝をかばいつつ歩いていく。しばらくトラバースする道が続くが820圏付近で尾根に乗り 一度下り再び少し登った820圏は雑木が多く木々の間から展望が少し利いた。
         (日原峠の様子)                       (820付近の小ピーク)

再び尾根を外れジグザグに少し下り626圏付近で再び尾根に乗り 626点を見て道は尾根をはずれジグザグに急降下何とか下りついて 南秋川を鉄の橋で渡れば檜原街道に出る。
         (626点付近)                        (南秋川を渡る橋)

バスの時間に余裕が有るので のんびり上川乗のBSまで歩いていった。川沿いではフサザクラも咲き始め徐々に春の賑わいを見せつつあるようだった。

PS

自宅で膝を見るとパンパンに腫上がり 翌日病院に行ったら血がかなり溜まっていて抜いた。まだはっきりしないが後十字靭帯が切れている可能性があると。涙