蕎麦粒山
朝外を眺めると奥多摩の方は真っ黒な雲に覆われていた。行先にあれこれ悩んだけど 午後から晴れるとの予報に 登っているうちに晴れて川苔山に着くころには 青空になっているだろうと思い ちょっと長めのコースを歩いてこようと思い出かけた。
 
「東日原」0833→「一杯水避難小屋」1025-1041→「蕎麦粒山」1139-1145→(巻き道)→「踊平」1241→「狼平」→(巻き道)→「狼住所」→「古里駅」1515

東日原BSで下車して歩き始めます。下部はしばらくボサが多く歩きにくい場所が続きますが最上部の民家を過ぎれば スッキリした登山道になり歩いていけますが 急な登りがしばらく続きます。登山道はガスに覆われ これはこれで雰囲気も良く 楽しく歩けた。尾根の上に出て少し歩いた所で シュロソウがあり こちらでも有るんだと 少しビックリ。
       (登山道風景)                     (シュロソウ)

尾根に出て 避難小屋を目標に歩いて行きますが なかなかこれが遠い。避難小屋に到着して天気も天気なので 中で休もうと思い中に入る 男性五人がパンツ一枚でウロウロこれには閉口した。しかしこの男性たち何でも日本海まで歩いていくとのことでした。
         (避難小屋)                     (ツリフネソウ)

避難小屋を後にして歩いていけば直ぐに水場にでるが ここは珍しく水がしっかり出ていた。そのまま縦走路を歩いていけば お気に入りのブナの巨樹を見るが ペンキで落書きがしてあって少々がっかりもする。
       (ヤマトリカブト)                      (ブナの巨樹)        

仙元峠分岐を見送って 少し行けば蕎麦粒山への分岐。この分岐からははじめて歩いた時にはもっとスズタケが有ったと思ったが随分減った印象を受ける。
       (蕎麦粒山山頂)                       (ヤマホトトギス)

山頂で少しゆっくり休み そのまま防火帯になった尾根を歩いていく。桂谷の峰へ登る手前で踊平への巻き道に入るが こちらはなかなかアップダウンが有り 尾根を巻いたりするので踊平へ抜けるのであればそのまま尾根を歩いたほうが楽だと思ったが 巻き道のわりに変化に富んでいて意外と楽しく歩けた。分けが分からない分岐があるが 指導標が有るのでそれに従えば良い。
      (登山道風景)                     (ツルリンドウ)

長い長い巻き道も終わり踊平の少し手前に出る。
       (登山道からの風景)               (登山道風景)

踊平から尾根道を歩いて行くと先日も見たアキノキリンソウの他 アキノギンリョウソウを見る
       (アキノキリンソウ)                  (アキノギンリョウソウ)

ガスで包まれて前回とは全く違った雰囲気の道を歩けば 赤杭尾根への巻き道に入る。途中かなり滑りやすい桟道があり ちょっと怖かったので ハイハイで通過。赤杭尾根に出れば後は下って行くだけだが 途中ガスが濃く足元も見えずらい場所も有り慎重に下る。道を知らない人だと真名井北稜の方へ吸い込まれそう。
        (登山道)                      (赤杭尾根林道)

後は適当に花なんて見てブラブラ下って行くだけ。
         (アザミ)                     (カシワバハグマ)

       (キバナノアキギリ)                 (モミジガサ)
以前古里から登ったことは有ったが下ったのははじめて。