ミツドッケ
倉沢からヨコスズ尾根に上がる巡視道がいくつかあるが未踏だった茅尻沢の巡視道をたどってみました。
 
「倉沢BS」0746→「魚留め橋」0814→「ヨコスズ尾根上」0946→「一杯水避難小屋」10101-1025→「ミツドッケ」1049→「花戸岩」1115-1138→「小川谷林道」1249→「東日原BS」1329


朝のバスは二番バスに乗車してきたが 人出が多く結局臨時が一台出たようだった。そんな超満員のバスに揺られるも川乗橋で一気に乗客を吐き出し一変ガラガラのバスになった。倉沢橋で下車すると私以外に二人の乗客が下車した。二人はそれぞれまた別な所を歩かれるようで やっぱりここで下車する人は物好きばかり (笑) さてさて林道は日が入らず所々で紅葉が綺麗だが写真になりそうに無いのでさっさと歩いていく。魚留橋で魚止の滝を見て巡視道に取り付く。そういえば後から思い出したがここは20年位前に来た時には指導標が立っていた記憶がある。指導標には登山道途中の指導標にいたずらする人がいてそんなことをしないでくれとい言う旨のことが書かれていたような気がする。
巡視道に入りしばらくジグザグに登り ふと沢のほうを見ると 地蔵滝が見え滝の周囲が赤く色づいていた。思えば最近さぼって三脚を持たないで来ていたが この日ほど悔やんだことが無かった。
      
巡視道を歩いて行くと途中綺麗に色づいた木々を見たりして歩いて行くと沢に近づいてきて沢のほうを見下ろすと綺麗な景色でここも良い場所だと思った。その少し先で滝を落としている場所が有り沢に下りてみると奥には渓畔林が広がりまたまた見事な景色が広がっていた。この付近の景色もゆっくり三脚を持参して撮影しても良い場所だと思った。
                 
そんな素敵な景色も僅かに行くと殺風景な植林の中に入りしばらく沢沿いの道を歩き途中で尾根に向かって道はトラバースしていく。尾根に出てしばらく行くと道は二股になり右の方へ行く道にそそられたが今日は予定通り左の上に登っていく道に入る。途中桟道がありその一つが落ちていたり それ以外のも危なっかしい感じでドキドキで通過しヘーヘー息を切らせ登ると植林がきれ雑木の林が広がると直ぐに尾根に出た。尾根の上で木を見上げるとパッと見熊棚かと思えばヤドリギだらけになっていた。木々は葉を落とし見通しが良く利き気持ちが良い。途中新しく白くペンキを塗りなおしたという 避難小屋に立ち寄り思いのほか水分を消費していたので 一杯水で水を補給後ミツドッケに向かった。

ミツドッケで折角景色がよくなっているのでゆっくりしようかと思ったけど三名の人が休まれていたので余りゆっくりせず通過。そして長沢背稜縦走路に出てお気に入りの場所で撮影タイム後花戸岩に向かう。花戸岩には珍しく誰も居なかったのでここでランチにしていると結局先ほどミツドッケに居た二人と 雲取から下ってきたという人がやってきて 結構賑わった。雲取から下ってきたという人に話を聞くと何でも10センチから15センチ位の雪が有ったとか。そうそうこの付近でも日影では少し雪が残っていましたよ^^

人も居て落ち着かないので時間には余裕があるが久しぶりにカロー谷の滝でも見てゆっくり下ろうと思いブラブラハンギョウ尾根を下る。途中で巡視道に入り少し下ったところで前から年配の男性が登って来られて「下る道が分からない。もう2時間半も彷徨っていると」だったので予定を変更して付き添って一緒に下ることにした。

無事に小川谷林道に降り立ち時間を確認するとギリギリ予定していたバスの一本前のバスに間に合いそうだったので 急いでバス停に向かった。小川谷林道の紅葉も棄てがたい景色だったけど それはまた来年のお楽しみと言うことで。