大菩薩〜牛の寝通り
山を歩き始めた頃毎年GWの頃大菩薩に出かけていたがここ数年すっかりご無沙汰になっていたので ただ大菩薩だけでは面白くないということで牛の寝通りを繋げ歩いてきました。
「上日川峠BS」904→「福ちゃん荘」0919→「雷岩」0958-1005→「親不知頭」1024-1038→「大菩薩峠」1043→「石丸峠」1107-1123→「天狗棚山」1131→「榧ノ尾山」1220→「大ダワ」1331-1349→「モロクボ平」1421→「川久保BS」1505


さすがゴールデンウイーク 電車の中から超満員で殆ど立ちっぱなしで甲斐大和駅に向かう。駅からのバスも満員で結局バスが三台出た。前回来た時には立ちっぱなしで少しバスに酔ったが 今回は座れ酔うことも無かった。
さてさて 上日川峠からもう何度も歩いた道 福ちゃん荘を見て ノンストップで歩いていく。前を行く若者の集団は道をなかなか譲らず 少し苦労して抜いて唐松尾根を順調に登っていく。後ろを振り向くと先ほど抜いた集団がくっついてきていたが 構わず歩いていく。高度を上げていくと眺めが良くなって来る。所々で振り返り富士山やアルプスの山波をを見たりして登って行く。雷岩に着くといつも立つスペースも無いくらい混む岩も殆ど人が居なくてゆっくり景色を見ることができた。

ゆっくりしているとあっという間に冷えてきたので 先に向かうことにした。下って行くとあっという間に2000m地点 ちょっと寄り道して富士見新道の様子を伺ってまた先に行くと 賽の河原避難小屋が建ち 中では多摩moguさんがラーメンを作っているとか (笑)
親不知の頭で軽くパンなどをかじり 少しゆっくりしていく。先を見ると小金沢山の斜面には結構雪が残っている様子が分かる。

順調に下っていき大菩薩峠が近づくと流石に人が多くなり 峠周辺は大混雑していたので そのまま素通りで熊沢山の登りに取り付く。ここからしばらくは樹林の中で様子が一変する。この樹林の中を抜けると再び素晴らしい眺めが広がる笹原となる。いつもゆっくりするポイントでは先客が一人いらっしゃったので写真だけ撮らせてもらい石丸峠へ一気に下って行く。

石丸峠で少しゆっくりして 時間に余裕もあることだしと 天狗棚山に立ち寄り 狼平から小金沢山方面を少し眺め この付近からは奥多摩方面の眺めも良く石尾根方面から大岳山 大寺山の仏舎利塔も分かった。

再び石丸峠方面に戻り 牛の寝通りに入ると しばらく急降下の道が続く そんな中少し南側が開けたところから小金沢連嶺の山波が良く見える。

尾根上を緩々歩いていると 所々ミツバツツジが咲き始めていて 気分が良い。この尾根道には巨樹も多くあり驚かされる。しかし木の種類まで判別できないのが 残念 少しずつ覚えないと

途中気になる仕事道の分岐を確認して 先に行くと あっという間に大ダワについてしまった。時間も有るし大マテイまで行って見るかと思ったが ここで少し休んだら行く気が失せて 下って行くことにした。

下りの道はしばらくなだらかで快適に下れる。途中いくつかのグループを追い越し 歩いて行くと 突然大きく曲がった先でカモシカと鉢合わせ こちらもビックリしたが あちらさんもビックリしたようで 一目散に逃げていったが 途中でこちらに興味を持ったらしく 振り向いてこちらを見ていた。カモシカは何でも好奇心が大せいらしい。その直ぐ先で 今度はとても目を引く黄色の葉を持つ木が有った。前に教えてもらった気もするがすっかり忘れてしまった。 

順調に下りモロクボ平分岐付近は 流石に平と言うだけに平らな土地が広がり 雰囲気も良い場所 その少し先では 白樺も沢山有って ゆっくりしたい場所だった。

この先奇声を上げて下っていった自転車乗りに遭遇した以外は実に気持ちよく歩けた。しかしバス停に着いたらバスにはまだまだ時間があり もう少しゆっくりすればよかったかと 後の祭りでした。