倉戸山
今日は桜見物を兼ねてマイナーな雨降川・倉戸沢中間尾根と大麦尾根を繋げて倉戸山に行ってきました。中間尾根は倉戸沢の水の音を聞きつつ芽吹きの緑を見ると 躍動感を感じとても元気をもらえた^^ 大麦尾根は奥多摩湖を望み下れあっという間に大麦代展望台の散策路に下れて 今の時期桜とセットで楽しめ良かった。
 
「曇風呂BS」0823→「不動滝」0840-0850→「尾根取り付き」0901→「榧ノ木尾根登山道」1032→「倉戸山」1040-1056→「大麦代展望台散策路」1142

 
朝の峰谷行きのバスは超満員だったが殆どは奥多摩湖で下車した。その後はポツ ポツと登山者をバスから降ろし 私は雲風呂で下車した。こんな所で降りる人は普通は沢登の人か釣りの人のようだがこんな所で降りる人は珍しいのだろう 降りてバスを見送ると皆さん私のほうを見ていた(^^ゞ
とりあえずいつものようにストレッチをして 付近をブラブラ見ながら奥の方に歩いて行くと右の方から沢が流れ込んでいる。そこが雨降川で右岸沿いに入っていくと道が続いているのが分かる。しばらく仕事道を歩き 尾根の取り付きを確認し 今回は時間に余裕も有るし 久しぶりに雨降川にある不動滝を見にそのまま仕事道を歩いていく。道端にはスミレの類がいろいろ咲いていたが 陽が当たらず写真にはならず 歩いているとヒトリシズカの大群落があった。更に少し行と右手に大き目の滝が見えてきてこれが不動滝。以前来た時も荒れた感じはあったが更に少し荒れたような気がした。
         (ヒトリシズカ)                       (不動滝)

滝見物が済んだら 来た道を戻り 先ほど確認した尾根取り付きより 消えかかった急な道を登って行きます。しばらく植林の中の急な登りが続き我慢が続きます。やがて地形が尾根状になってくると道は少しなだらかになり歩きやすくなります。その途中岩がちな痩せ尾根を歩くが こういう所に咲く花はないかと探してみたがそれらしき葉っぱなども見なかった。更に登って行くと伐採地が有り はるか下のほうに雨降川の流れを見て 気持ちが良い場所なので ここで少し休憩 なんとなく上から見下ろしているとあの辺りに雨乞の滝が有るのかなと思い また見に行きたくなったりした。
  (中間尾根のいち風景)                         (伐採地から榧ノ木山方面)

この尾根は雑木も多いがアセビが特に目立つ。そんな尾根道を高度を上げて行くと 徐々に緑が薄くなり1000mも近くなると 殆ど緑は見なくなりまだまだ冬木立の様相。更に高度を上げ榧ノ木尾根が近くなるとガレガレの急登になり その急登に閉口しながらも 喘ぎ喘ぎ登る。登り付いたところに調度桜が咲いていて なんだかホッとした。
       (アセビが茂る尾根道)                     (榧ノ木尾根合流部風景)

榧ノ木尾根に乗った所から南に直ぐに倉戸山。山頂付近は桜がチラホラ咲いているだけでまだまだ冬木立で樹間から富士山も顔を出し見晴らしが良く効く。時間も早いけど誰も居ないしのんびり食事をしていると 次から次へとハイカーが登って来る。皆さんお昼の時間に合わせて登って来ているのでしょう。
                        (倉戸山)

食事を済ませて 少し辺りをブラブラして下って行きます。途中今回で二回目の登山と言う家族に出会いあれやこれや聞かれる。ガイド本だとこの倉戸山は初級者コースになっているようだ。でも実際は落ち葉が多く踏み跡が分かりずらい部分もあり道迷いが多い山のようなので 実際はどうなんだろうと思い適当に下って行く。

今回は大麦尾根に入り見晴らしの丘へ直接下って行く。途中かなりの数の猿の群れに出会いビックリ。
             (猿)                        (見晴らしの丘から奥多摩湖を望む)

見晴らしの丘には獣の侵入防止のためか柵があり 扉を見つけられないと丘には出られない。今回は直ぐに見つけられ ホッと一息 後はのんびり桜を愛でながら下っていき バス停につくと直ぐにバスがやってきた。