日陰名栗の峰・高丸山
朝我が家から見上げると 石尾根の山が白く見えた。予定では御前山に行こうと思っていたが これは雪を楽しまなければと思い 急遽行き先を変更しなぜか石尾根で未踏だった高丸山のピークハントを目的に出かけて来ました。

「峰谷BS」0830→「奥集落」0911→「避難小屋」1034-1048→「日陰名栗の峰」1109-1129→「高丸山」1200→「センボンツツジ巻き道分岐」1213→「高丸山」1236→「日陰名栗の峰下」1250→「七ツ石鴨沢分岐」1325→「小袖集落」1445→「鴨沢BS」1510


いつものように峰谷でバスを下車します。この日は今までに無いぐらい 多くのハイカーが同じように下車しました。殆どは浅間尾根に向かったと思うが 数組赤指尾根に向かったようでした。準備をして歩き出し 久しぶりに雨降滝を見たりして歩けば 先行したハイカー数名に追いつき 追い越していきます。この道ももう何度歩いたことか いつも思うに ショートカットできないかということ 途中数箇所気になる場所は有りますが・・・。 林道には かなりの台数の車が停めてあり これから登っていく人が準備を整えていたりしていました。

ここの所 なんだか昔のように 息が切れることが多くなり この日もやはり 息があがり体も重い感じ 確かに一時に比べれば体重が増えたのも事実。やっぱりその分の肉が余計なのか・・・ そんなこんだで登って行くと白いものがちらちら 1500mを越えてくると 白が多くなりそれと比例して 歩くのが大変になってくる。急ぐことも無いので のんびりのんびり登って行けば 水場を見て 僅かに登れば避難小屋に着く。ここでアイゼンと言う言葉すら知らない まだ山を歩き始めたばかりと思われる単独の男性に捕まり あれやこれや聞かれるので 相手をしながら少し休憩。分かれた後この男性は何処へ行ったのか??無事に下りられたのか少々気になる所。

避難小屋からは 普通は鷹ノ巣山を目指す人が圧倒的に多いと思うが 今回は高丸山のピークを踏むと言う目的が有るので 久しぶりに日陰名栗の峰にも立ち寄り向かえば 若いハイカーが一人下ってきた。なんかとてもハイテンションな感じで話しかけられ まだ新雪だというのに アイゼンの事を心配して下さり 無くても歩けますよ だって(笑) 
日陰名栗の峰は 鷹ノ巣山ほどの展望は無いが それでもかなりの展望があり それより人が余り居ないのが良い所なので ここで昼食にした。

西側の下りにかかる所では 南アルプスの山並みが綺麗に見える。左の方は塩見岳のほう??それから農鳥間の岳 北岳 仙丈ケ岳 甲斐駒ケ岳と続く やっぱりこの眺めを見ると 南アルプスの山を登ってみたくなる。

日陰名栗の峰から下り高丸山へ向かう防火帯の道は雰囲気が良い高丸山が近づき 見上げる山に これ登るのかと登る前から うんざり これだから今まで登ってなかったのだろう 汗

ちょっとすったもんだがあったが 何とかピークにたつことができ まずは証拠写真 特に何も無いピークなのでそのまま通過し下る。この下りはなかなか積雪が多く 雪を蹴散らして一気に下る。このまま防火帯の道を行き センボンツツジの巻き道に出た所で リュックにぶら下げていた 上着が無いことに気がつき 時間もあるので 引き返し探すことにした。もちろん同じ道を歩かなければ 見つけられないわけだから 高丸山に登り また下り 日陰名栗の峰に登りかえすところで 発見 こんな所で落としていたなんて ぜんぜん気がつかなかった。

ここまで戻ってきたので 浅間尾根をそのまま下ろうかとも思ったけど 時間も余裕があるので予定通り行くことに。でも もう高丸山の登りは嫌なので 戻りは巻き道を行きます。しかし七ツ石山は疲れたのでパスしてふと思えば この分岐から下ったことが無かったので ここから下ることにした。

久しぶりに七ツ石小屋によると なにやら賑やか 若いハイカーがなにやら大騒ぎをしていた。この先はいつものようにずんずん下り いつもどおりでは面白くないので 途中で小袖の集落に下る。

下りつき時間を確認すると今まで余裕と思っていた時間がぜんぜん余裕じゃなく ここから急いで下り 途中走りも交えて下れば 少し余裕を持ってバス停に着いた。